マイクロソフト株式会社は8月6日、2010年8月度のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は8月11日で14件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のもの8件と「重要」のもの6件。「緊急」ではWindowsが影響を受けるもの5件、Microsoft Officeが影響を受けるもの1件、WindowsおよびInternet Explorerが影響を受けるもの1件、WindowsおよびSilverlightが影響を受けるもの1件となっている。「重要」では、Windowsが影響を受けるもの5件、Microsoft Officeが影響を受けるもの1件となっている。「緊急」の脆弱性の影響は、すべて「リモートからのコード実行」だ。なお、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」も更新される予定。また今回は夏期休暇中のパッチ公開となるため、休暇明けの「Windows Update」が必須となる。http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-aug-ans.mspx