チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は7月28日、同社のIPSリサーチチームが「ToolTalkデータベース・サーバ」のパーサに深刻な脆弱性を発見したと発表した。この問題が悪用されると、リモートから任意のコードを実行される可能性がある。この脆弱性は、データベースファイルの作成と管理を行うRPCベースのToolTalkデータベース・サーバに存在し、IBM AIXバージョン6.1.3以前、Sun Solaris 10 Sparc/x86以前、HP HP-UX 11.0以前を使用しているすべてのシステムユーザが影響を受ける。同社の「IPS Software Blade」および「NGX SmartDefenseソリューション」は、この脆弱性を攻撃するリクエストを検出し遮断できるとしており、また同製品はMicrosoftより修正パッチが公開された「Windowsのヘルプとサポート・センター(HSC)の脆弱性」と「Canonical Display Driverの脆弱性」のゼロデイ脆弱性にも対応していた。http://www.checkpoint.co.jp/pr/2010/20100728ToolTalk_MediaAlert.html