RSAセキュリティ株式会社は7月28日、フィッシングやオンライン犯罪関連ニュース「Monthly AFCC NEWS Vol.36」を発行し、併せて都内で記者説明会を行った。新しい攻撃手法として、携帯電話のショートメッセージを連絡手段としたワンタイムパスワードの回避方法が報告されている。同攻撃は、マン・イン・ザ・ミドルというリアルタイムで人間が介在する攻撃を行うことで、銀行などの利用者の携帯電話に直接届けられるワンタイムパスワードを騙し取る。RSAセキュリティの水村明博氏は、こうした攻撃への対策として、従来の本人認証だけではなく、利用者の行動分析を行って異常を検知するような、多層的対策の必要性が今後高まると述べ、同社のサービスRSA Transaction Monitoringの紹介を行った。http://japan.rsa.com/