NVDからの翻訳登録件数が7,500件を突破--JVN iPedia登録状況(IPA) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

NVDからの翻訳登録件数が7,500件を突破--JVN iPedia登録状況(IPA)

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月21日、2010年第2四半期(4月〜6月)における脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の登録状況を発表した。これによると、同四半期にJVN iPedia日本語版へ登録した脆弱性対策情報は、国内製品開発者から収集したもの10件(

製品・サービス・業界動向 業界動向
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月21日、2010年第2四半期(4月〜6月)における脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の登録状況を発表した。これによると、同四半期にJVN iPedia日本語版へ登録した脆弱性対策情報は、国内製品開発者から収集したもの10件(公開開始からの累計は98件)、JVNから収集したもの38件(累計787件)、NVDから収集したもの390件(累計7,561件)の合計438件(累計8,446件)であった。脆弱性対策情報の登録件数は、日本国内で使用されているソフトウェア製品の脆弱性対策情報をNVDから収集したものが7,500件を突破しており、累計では8,400件に達している。

脆弱性対策情報を製品の種類で分類すると、Linux、UNIX、Windows、Mac OSなどのOSが76件、Safari、Firefox、Microsoft Office、Java、Webサーバ、データベースなどのアプリケーションが359件、組込みソフトウェアが1件、重要インフラなどで利用される監視制御システム(SCADA:Supervisory Control And Data Acquisition)が2件となっている。件数の多い脆弱性は、バッファエラーが70件、リソース管理の問題が42件、認可・権限・アクセス制御の問題が39件、クロスサイトスクリプティングが30件、コードインジェクションが25件、不適切な入力確認が23件、数値処理の問題が15件などとなっている。

http://www.ipa.go.jp/security/vuln/report/JVNiPedia2010q2.html
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×