センドメール株式会社は7月12日、クラウド事業者向けのメールソリューション「クラウドメール・インフラストラクチャ」の提供を同日より開始したと発表した。本ソリューションは、メール配送エンジン(MTA)機能とウイルス・スパム対策をはじめとする各種セキュリティ機能を備えたVMware対応のメールセキュリティ仮想アプライアンス「Sentrion MPV」と、複数のコンサルティングサービスを組み合わせたもの。価格はオープンプライス。コンサルティングサービスは、事業者のセキュリティ対策が違法行為とならないように総務省の通信事業者向け迷惑メール対策ガイドラインに準拠したコンサルティング、既存のメールシステムからクラウド環境への移行に関するコンサルティングなどが用意されている。メールポリシーエンジンは柔軟に拡張可能で、クラウド事業者が独自のサービスを実装することも可能。またクラウド事業者用、エンドユーザの管理者用、エンドユーザのアカウント用に、それぞれ使い易いGUIを用意している。http://www.sendmail.co.jp/company/press/html/20100712.html