独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月8日、LibTIFFが提供しているTIFF形式の画像ファイルを扱うためのライブラリ「LibTIFF」にTIFFファイル処理の問題で複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。この問題が悪用されると、細工されたTIFFファイルを閲覧した場合にリモートから任意のコードを実行されたり、DoS攻撃を受ける可能性がある。本脆弱性の影響を受けるシステムは、「LibTIFF 3.9.3より前のバージョン」となっている。なお、LibTIFFではこの脆弱性を解消する最新版を公開しており、該当するユーザは最新版にアップデートするよう呼びかけている。http://jvn.jp/cert/JVNVU346351/