ソフォス株式会社は6月15日、Samsung S8500 Wave スマートフォンに附属するmicroSDカードにマルウェアが混入されている可能性があるとして、注意喚起を発表した。報告によると、最新のBadaタッチスクリーン スマートフォンに付属する1GB microSDカードには、Windowsコンピュータにカードを挿入すると自動的に実行される可能性のあるマルウェアが含まれている。マルウェアが混入されている場合、microSDカードに「aUtoRuN.iNF」および「slmsrv.exe」ファイルが存在する。自動実行コマンドを無視するように設定していないWindowsコンピュータでは、カードをPCに挿入することで悪意のある「slmsrv.exe」ファイルが実行される。Samsung社では「ドイツ市場向けのSamsung S8500 Waveデバイスの最初の生産量分のみが、感染したmicroSDカードを添付したまま出荷された。」と発表しているが、同社のドイツ語サイトにはこの情報が掲載されておらず、ソフォスでは問題視している。http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2010/06/samsung-malware-sd.html