株式会社ネットフォレストは5月14日、Googleグループをマルウェアのホスティングサイトとして悪用した攻撃に関して、Doctor Web社が警告していると発表した。この攻撃により、トロイの木馬「Trojan.Fakealert」の亜種に感染する可能性があるという。この攻撃は、犯罪者が設置したGoogleグループ内のファイルのダウンロードURLが記載されたスパムメールがユーザに送りつけらることから始まる。このメールには、メールアカウント情報の変更通知といったソーシャルエンジニアリング手法により、ユーザがファイルをダウンロードしたくなるような内容が記載されている。ユーザがメールに記載されたURLをクリックすると、Webブラウザが起動しGoogleグループのサイトに接続する。このページにはファイルのダウンロード用のURLが記載されているが、ダウンロードされるのは偽ウイルス対策ソフトである「Trojan.Fakealert」の亜種のZipファイルだという。http://drweb.jp/news/20100514.html