フィッシング対策協議会は5月6日、2010年4月度のフィッシング情報届出状況を発表した。発表によると、4月度における海外を含むフィッシング届出件数は53件で、前月度の71件から減少した。また、フィッシングサイトのユニークなURL数は前月度より85件増加の131件、ブランド名を悪用された海外を含む企業の数は前月度より1件増加の6件となっている。先月に引き続きクレジットカードブランドを騙ったフィッシングのサイトの届け出が寄せられており、また4月後半からVISA、MasterCardを騙ったフィッシングサイトを多数確認されている。同協議会では、メールなどでIDの更新を促す不審なメールを受け取った場合は、サービス事業者か同協議会まで連絡するよう呼びかけている。http://www.antiphishing.jp/information/information1067.html