独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)は4月22日、ゴールデンウィーク前にセキュリティ対策を再確認するよう注意喚起を発表した。システム管理者に対しては、連休前に「ファイアウォールや侵入検知システムの設定」「該当する修正プログラムの適用」「データのバックアップ」など、日常の基本的なセキュリティ対策の内容を再確認するとともに、「自社サイトの改ざんなど不測の事態が発生したときのために緊急連絡体制を確認する」「連休中に使用しないサーバやPCは電源を切る」「連休前に、業務用のPCやデータを組織外に持ち出す場合の管理方法を明確にする」ことを実施し、万全の体制を整備するよう呼びかけている。また一般ユーザに対しては、「使用しているPCのOSを最新のバージョンに更新し、セキュリティホールを解消する」「使用しているPCのアプリケーション(ブラウザ、メールソフトなど)にも修正プログラムを適用し、最新のバージョンに更新する」「ウイルス対策ソフトを常に最新のパターンファイルに更新しておく」「いざという時のために、重要なデータはバックアップを取っておく」を挙げている。http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20100422.html