クリアスウィフト株式会社は4月21日、「企業に勤める従業員を対象としたWebと電子メール利用の実態調査結果」の結果を発表した。本調査は2010年2月から4月、職場でWebと電子メールを利用している日本全国の50名以上の企業に所属する従業員515名を対象にインターネット調査により実施したもの。調査結果では、従業員のセキュリティポリシー認知度は高まってきているものの、企業のWeb・電子メール運用ポリシーと従業員の行動に「ずれ」があることがわかった。企業の多くは従業員に対し、業務関連情報のWebサイトへの書き込み禁止(37%)、Webメール禁止(30%)、Web経由ファイル転送禁止(20%)、個人情報のメール送信禁止(39%)などのポリシーを設け、動向を監視している。しかし、現場の従業員の約半数(47%)が職場でWebメールをほぼ毎日使っており、Twitterなどブログ・チャット・掲示板の利用(26%)やオンラインショッピング(20%)も「週1日以上利用」が2割を超えている。また、多くの従業員は、大容量ファイル送信時にはファイル転送サービスを利用してもよい(51%)、休み時間には業務外のサイトへアクセスしてもよい(80%)と思うと回答している。http://www.clearswift.com/jp/news/press-releases/web