フィッシング対策協議会は4月1日、2010年3月度のフィッシング情報届出状況を発表した。発表によると、3月度における海外を含むフィッシング届出件数は71件で、前月度と同様となった。また、フィッシングサイトのユニークなURL数は前月度より36件減少の46件、ブランド名を悪用された海外を含む企業の数は前月度より1件増加の5件となっている。先月に引き続きクレジットカードブランドを騙ったフィッシングのサイトの届け出が増えており、また4月に入りセゾンカードを騙ったサイトが発見されている。同協議会では、稼働を確認したフィッシングサイトはJPCERT/CCにサイト閉鎖の依頼を行っており、ほぼ停止している。しかし、同様のフィッシングサイトが今後も発生する可能性があるため、引き続きクレジットカードブランドを騙るフィッシングサイトに注意するよう呼びかけている。http://www.antiphishing.jp/information/information1060.html