RSAセキュリティ株式会社は3月24日、同社「RSA Anti-Fraud Command Center(AFCC:オンライン不正対策指令センター)」によるフィッシングやオンライン犯罪関連ニュース「Monthly AFCC NEWS Vol.32」を公開した。これによると、オンライン詐欺師たちが運営する新たなマルウェアのテストサービスが複数登場している。このWebサービスでは、暗号化された攻撃と実行ファイルが、その時点で多くのPCで動作しているウイルス対策(AV)エンジンに検知・駆除されるかどうかをチェックできる。これらのWebサービスは、AVソフトと競うようにAVエンジンを更新しており、いくつかのサイトでは1時間、6時間、12時間、24時間ごとに20種以上のAVエンジンについて登録したファイルを自動的にテストする会費型サービスまで提供している。登録したバイナリファイルを検出できるAVソフトが現れると、SMSやメール、IM、ICQのいずれかで自動的にアラートが送られる。また、用意したトロイの木馬が使う通信用ポートがブラックリストに載せられていないことを確認するために使う不正なドメインとIPアドレスを検索するサービスもあるという。これらのサービスは総じて安価で提供されている。同社ではこのような現状を踏まえ、対抗するには徹底的な多層防御アプローチが必要としている。http://japan.rsa.com