三菱電機株式会社は3月23日、同社の産業メカトロニクスWebサイト「DIAX-NET」および「MELLASER-NET」に対する不正アクセスがあり、同サイトに会員登録している顧客の情報が流出した可能性があることが調査の結果判明したと発表した。現在、同サイトを休止し再開に向けた改修作業を進めている。これは、3月8日に「DIAX-NET」トップページにシステムトラブルが判明し、調査を開始したところ不正アクセスによる同サイトの改ざんおよびデータベース上の会員情報を窃取しようと試みた形跡が認められたというもの。このため、3月9日より同サイトのWebサーバを停止している。流出の可能性がある登録情報は合計11,384件で、内訳は放電加工機関連の顧客会員(DIAX会員)4,223件(一般会員3,955件、その他同社関係者等889件)、レーザ加工機関連の顧客会員(MELLASER会員)1,336件(一般会員479件、その他同社関係者等502件)。登録されていた項目は、氏名、会社名、部署名、会社住所、会社郵便番号、会社電話番号、会社FAX番号、メールアドレス、会員ID、パスワードなどとなっている。http://www.mitsubishielectric.co.jp/oshirase/20100323/