マカフィー株式会社は2月5日、2010年1月におけるサイバー脅威の状況を発表した。1月の状況は、難読化されたJavaScriptやHTMLによって実装されたリダイレクトを対象にした4種類の検知が上位にランキングされたことから、「Gumblar」等の攻撃が依然活発であることが予測できる。また、外部接続メディアによって感染するワームと、それによってインストールされるオンラインゲームのパスワードスティーラーもランクインしており、対策の遅れた企業や団体が感染していることが分かる。ランキングには入っていないが、偽セキュリティ製品による感染被害も引き続き顕著であるという。ランキングの上位は、ウイルスの検知会社数では1位が「Generic!atr(1,577件)」、2位が「JS/Redirector.d(1,381件)」、3位が「JS/IFrame.gen.d(1,035件)」、検知データ数では1位が「W32/Conficker.worm.gen.a(120,477件)」、2位が「Generic PWS.ak(84,823件)」、3位が「DNSChanger.at(63,288件)」、検知マシン数では1位が「Generic!atr(5,931件)」、2位が「Generic PWS.ak(4,093件)」、3位が「W32/Conficker.worm.gen.a(2,738件)」などとなっている。http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_10a.asp?pr=10/02/05-1