株式会社サイバーディフェンス研究所は2月1日、昨年から業務提携する株式会社フォティーンフォティ技術研究所の開発した「Origma+」を活用し、Webサイトのウイルス感染を巡回監視し、感染発見時の初動支援を行うサービスを開始した。Gumblarに代表されるWebサイトを媒体として感染するウイルスは、日々その形を変え、パターンベースのアンチウイルスソフトだけでは十分な対応を取ることができない。Origma+は、Gumblar等の、日々その形を変えるウイルスに対し力を発揮するパターンファイルに依存しないウイルス対策ソフト「yarai2009」のエンジンを用いており、巡回対象のWebサイトをぜい弱な仮想環境で閲覧し、実際に感染することでウイルスを検知し、感染ページの確認を行う。感染が確認されると、サイバーディフェンス研究所から、顧客へ報告がなされ、24時間を目安にセキュリティの専門家が現地へ駆けつけ、その後の初動を支援する。料金は、対象Webサイトを1日1回以上巡回し月額5万円から。http://www.cyberdefense.jp/