マカフィー株式会社は1月6日、「2010 年のサイバー脅威予測」を発表した。McAfee Labsの分析によると、ソーシャルネットワーキングサイトやサードパーティのアプリケーションを標的とするサイバー犯罪が増加する見込みで、トロイの木馬やボットネットを利用したより複雑な攻撃や、HTML5を利用した新手の脅威が出現することを予測している。 その反面、2010年は法執行機関にとって、サイバー脅威低減に向けて大きな飛躍が期待できる年になると予測している。McAfee LabsのシニアバイスプレジデントであるJeff Green氏は、「この10年間で、サイバー犯罪の監視、検知、阻止能力は飛躍的に向上した。ソーシャルネットワーキングサイトの爆発的な普及や、人気アプリケーションおよび先進の技術を利用したサイバー犯罪の増加により、われわれは新たな脅威に直面している。しかし、2010年はサイバーセキュリティ業界が成功を収める年になると確信している」と述べている。 http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_10a.asp?pr=10/01/06-1