株式会社セキュアブレインは11月26日、既存のウイルス対策ソフトとの併用が可能で、ウイルス情報をインターネット(クラウド)上で共有することで検知機能を強化する、無料のコミュニティ型ウイルス対策ソフト「gred AntiVirus(グレッド・アンチウイルス)アクセラレータ」をリリースした。同社サイトから無料でダウンロードが可能。 本製品は、米Immunet社の「Immunet Protect(イミュネット・プロテクト)」を日本語化したもので、自らが検知したウイルス情報はもちろんのこと、共存している他社ウイルス対策ソフトが検知した情報も、インターネット上に設けたウイルスパターン情報を共有するコミュニティ「免疫情報コミュニティ」に登録することで、検知率を向上させているのが特長。こうした世界中から寄せられるウイルス情報により、新種ウイルスにも即座に対応が可能。 また、ファイルのスキャンはクラウド上で行われるため、PCやアプリケーションの動作などへの影響を最小限に抑えられ、パターンファイルの更新や複雑な設定も不要。スキャン時にはファイルの一部(メタデータ)だけを送信するので、ファイルの機密性も保持できる。対応OSはWindows XP/Vista/7。サポートする他社ソフトは、「ノートンアンチウイルス」「ウイルスバスター」「AVG」など多数。 http://www.securebrain.co.jp/about/news/2009/11/gred-avx.html