株式会社ネットセキュリティ総合研究所は10月7日、2008年に発生した主な個人情報漏えい事件・事故を取りまとめた資料「日本情報漏えい年鑑2009」を同日より発刊したと発表した。同年鑑は、同社が運営するセキュリティ専門メディア「Scan NetSecurity」が配信するニュースの中から、企業や公官庁による個人情報漏えい事故を選び、収集・掲載するもので、昨年発行され評価を得た「日本情報漏えい年鑑2008」の続刊となる。価格は、書籍版が52,500円、PDFファイル版(CD-ROM形式による提供)が42,000円、ローデータCSVファイル版(CD-ROM形式による提供)が105,000円。 2009年版では、いつ、どのような事件が起きたのか、代表的情報漏えい事故120件を編年的に総覧できる他、索引から漏えい事故を検索することも可能。各事故毎に「事故発生のリリース発表日」「企業・団体名」「漏えい件数」「漏えい原因」「ファイル共有ソフト関与の有無」などを収録し、企業のセキュリティ担当者、法務総務担当者、セキュリティ業界関係者が、自社あるいは自社の属する業界にどのようなリスクがあるか、また、それが事故としてどのように具体化するかを把握することができる。 http://www.ns-research.jp/press/14082.html