株式会社ラックは9月30日、サイバー事件発生時の緊急事態において、事業継続を念頭にした早期の復旧/回復の支援を行う専門チーム「サイバー救急センター」を10月1日に設置すると発表した。同社は、2005年4月にスタートした情報漏えい緊急対応サービス「サイバー119(個人情報119)」を通じて、企業の緊急事態に応じて専門チームを編成・派遣しながら、調査から事業回復等の支援を行ってきた。 今回開始するサービスは緊急対応窓口に特化しており、サイバー事件に遭ったユーザに対し、初動対応から事業復旧までをワンストップで支援する。その他、情報漏えいなどのサイバー事件だけでなく、ネット上の風評被害・誹謗中傷に対する悩み相談までも受け付ける。また、サイバー攻撃の手口に関して常に最新情報を収集しているサイバーリスク総合研究所や、セキュリティ監視センターJSOCの支援を受けながら運営を行い、2010年には年間100件の緊急対応出動を想定した体制の強化を行うとしている。 http://www.lac.co.jp/news/press20090930.html