大阪府福祉部障がい福祉室は8月26日、重度障がい者介護手当の受給者など11,000名の個人情報の漏えいが判明したと発表した。これは8月24日、匿名の差出人からSDメモリカードが同室へ郵送され、内容を確認したところ、重度障がい者介護手当の受給者台帳(介護手当受給者分2,257名分、重度障がい者分2,264名分)、重度障がい者特例支援事業の受給者台帳371名分、障がい者ケアマネジメント関係研修受講者・講師6,132名分の個人情報を含む業務関係の電子データが入っており、当該室から個人情報が漏えいしたことが判明したというもの。 個人情報の内容は、重度障がい者介護手当の受給者台帳の介護手当受給者では手当受給者名、郵便番号、住所、電話番号、口座情報(金融機関名、支店名、預金種別、口座番号、口座名義人)、同重度障がい者では重度障がい者名、性別、生年月日、年齢、障がい程度、障がい者手帳の記号・番号、交付年月日、施設入所状況、特別障がい者手当受給状況などとなっている。メモリカードについては、平成19年度に介護手当支給事務等を担当してきた職員が、平成20年4月の人事異動に伴い、事務引き継ぎのために必要なデータをメモリカードにコピーし、後任者のPCにそのデータをコピーした。ただし、後任者に当該SDメモリカードを渡しておらず、その所在が不明となっていた。http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-01463_5.pdf