三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)は7月21日、「Webアプリケーション脆弱性検査サービス」の最新統計レポートを公開した。本レポートは、同社が2008年度(2008年4月1日〜2009年3月31日)に実施したWebアプリケーション脆弱性検査サービスの結果と、2002年以降の統計を集計し、Webサイトのセキュリティ対策状況を分析したもの。 レポートによると、本年度検査を行ったWebサイトのうち、80%のサイトから何らかの脆弱性が発見された。ただし、脆弱性が発見されないセキュアなサイト(評価S)の割合は年々増加傾向にあり、本年度は過去最高となるなど、セキュアなサイトが増えてきている傾向もうかがえる。一方で、大量の個人情報漏えいなどが起こる可能性のあった危険なサイト(評価C、D)も増加し、セキュリティレベルは二極化の傾向にあるとしている。 http://www.mbsd.jp/news/pressrelease_20090717.html