パナソニック コミュニケーションズ株式会社は6月24日、取引先および同社社員8名分の個人情報を誤って社内研修資料に使用し、また同じ研修資料を社内ネット上へ掲載していたことが判明したと発表した。これは、2008年8月7日〜8日および2009年1月8日〜9日に実施したサービス技術研修会において、参加者7名に資料として配布したCD-Rに、取引先および同社社員8名の「苗字」「よみがな」「携帯電話番号」が含まれていたというもの。 また、同じ研修資料が社内のイントラネットにも2009年6月12日まで掲載され、一部の同社社員に参照可能な状態となっていた。原因は、研修資料の作成時において、電話帳のサンプルをダミーデータで表示すべきところ、誤って実在する電話帳データを投入したことだという。同社では、配布したCD-Rについては、お詫びのうえ全数回収するとともに、社内イントラネットに掲載していた研修資料も直ちに削除した。これまでに漏えいした個人情報が不正に利用された事実は確認されていないとしている。http://panasonic.co.jp/pcc/info/oshirase/20090624.html