フィッシング対策協議会は6月4日、「2009/3 国内フィッシング情報届出状況」を公開した。これによると、2009年3月度におけるフィッシング情報の届出件数は、前月度より18件減少し13件となった。過去1年間の平均と同様の数値を示している。また、報告されたフィッシングメールの件数は、前月度を下回り4件となった。過去1年間の平均の約半分となっている。フィッシングサイトの件数も前月度を下回り、過去1年間の平均を若干下回る4件となった。標的となった業種は金融が1件、電子マネーが1件。フィッシングメールの動向では、先月に引き続き「PayPal」をかたるフィッシングメールが確認された。http://www.antiphishing.jp/capj-report/200903-capj-report.pdf