日本セキュアジェネレーション株式会社(日本セキュア)は5月11日、多様化し高度化する情報セキュリティ環境に対応した多要素認証一元管理システム「SecuMAP」をユーザの要望を元にバージョンアップし、5月14日より発売を開始すると発表した。新バージョンでは、新たにActive Directoryのパスワードとの同期機能を搭載した。これにより、Active DirectoryのコンソールやSecuMAPコンソールからパスワードの変更が行われた場合、相互にパスワード変更が同期される。 同期機能により、従来のADユーザごとに認証サーバのアカウントパスワードを再設定することなく運用が可能となる。また、Active DirectoryのOU(組織単位)対応により、SecuMAPコンソールで既存のOUを利用したユーザ管理が可能となった。このほか、ユーザ情報一括インポート機能やクライアントインストール時の一括初期設定機能を追加したほか、SecuMAPポリシー再認証機能の強化などが行われている。 http://www.secugen.co.jp/company/release/SecuMAPrelease_Ver2.0.pdf