PS Japan株式会社は4月15日、「PandaLabs第一四半期マルウェアレポート日本語版(2009年1月−3月)」を公開した。本レポートによると、トロイの木馬がこの期間に作成された新種の全マルウェアのうち73%を占めた。また一方で、このレポートで判明した主なトレンドのひとつはスパイウェアの増加で、今年初めの3ヵ月において前四半期の2.5%から13.15%まで増加している。 またレポートでは、Virtumondeスパイウェアが他のマルウェアどのよりも多くコンピュータを感染させたことや、トロイの木馬とアドウェアが、引続き最も広範囲に拡散するタイプのマルウェアとなっていること、Confickerワームが、ほとんどのセキュリティラボにおいて共通の懸念を引き起こしたことなどを挙げている。http://www.pandasoftware.jp/promo/pdf/Report_PandaLabs_Q1_2009.pdf