凸版印刷株式会社と株式会社トッパン・エヌエスダブリュ(トッパンNSW)は3月2日、パナソニック株式会社と協力して、パナソニック製PC「Let's note」と「smartSDカード」に秘密分散技術「電子割符技術」を搭載した、ノートPCデータの保護ソリューションを開発したと発表した。同ソリューションは、秘密分散技術をソフトウェアとして実装した電子割符の採用により、重要データをノートPC内と「smartSDカード」内に分散して保存できるもの。 smartSDカード内のデータを参照・更新するには、PINによる利用者認証が必要となるため、ICカード使用時と同等のセキュリティレベルを実現できる。凸版印刷は「smartSDカード」に関するソフトウェア開発、同ソリューションの販売を行い、トッパンNSWは電子割符技術を使用したノートPC用アプリケーションソフトウェアの開発、同ソリューションの販売を行う。価格はオープンプライスとなっており、同ソリューション用に発行済のsmartSDカードとノートPC1台用のソフトウェアライセンスのセット販売となる。 http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease872.html