発表によると、1.6.9p18以前のSudoコマンドに脆弱性が存在することが発見されており、ローカル環境において、一般ユーザーにこの脆弱性を利用され、管理者権限を奪取される恐れがあるとのこと。検証では、Red Hat Enterprise Linux Server release 5とSudo 1.6.9p18をターゲットシステムとして使用し、一般ユーザーでログインしてSudoコマンドの脆弱性を利用した攻撃コードを実行。結果として、管理者権限ユーザー「root」に昇格できることが確認されている。