2008 11/14 追加情報 日本IBM株式会社は11月13日、同社が神奈川県教育委員会から受託していた、神奈川県授業料徴収システム関連の一部の資料が、ファイル共有ソフト"Share"空間で検索および入手可能な状態であることを確認したと発表した。当該資料の中には、平成18年度在籍生徒様延べ約2,000人分に関する口座情報等を含む個人情報が含まれている。 これらの情報は当該システム開発に関わる同社業務委託先社員所有のPCに含まれていたもので、同社では当該PCに在籍生徒約11万人におよぶ個人情報を含むシステム関連情報が残存していたこと、ファイル交換ソフトであるWinnyが導入されかつウイルスに感染していたことを確認したという。同社では、これまでWinnyネットワーク上の監視を継続してきたが、当該PCに保存されていた当該システム開発に関わるデータの存在は確認されていなかった。このたび、神奈川県教育委員会様からの連絡を受けて調査し、Share空間上にこれら情報の存在を確認したという。http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/40/4001/index.htmlhttp://www-06.ibm.com/jp/press/2008/11/1303.html