フィッシング対策協議会は、2008年8月の国内フィッシング情報届出状況を発表した。届出状況をみると、フィッシングメールの届出件数は7月度より3件増加した5件で、依然として過去1年間の平均を下回っている。フィッシングメール、フィッシングサイトの件数はいずれも7月度より2件増加の4件であった。 業種別の状況をみると、金融が3件、その他が1件。「NICOS」や「UFJ Card」をかたるフィッシングメール、フィッシングサイトが出現し、「ローンの自動診断」としてメールアドレスなどの個人情報を盗み出そうとしていた。フィッシングサイトについては、それぞれ日本とアメリカでホスティングされていることが分かった。 http://www.antiphishing.jp/capj-report/200808-capj-report.pdf