米McAfee社は9月8日、ウイルス、ワーム、トロイの木馬などの悪質なプログラムからコンピュータを防護する方法を再定義し、セキュリティレベルを高める新技術を開発したと発表した。 McAfee Artemis Technologyと呼ばれるこの技術は、McAfee Avert Labsが提供する新しいインターネットベースのサービスを使って、コンピュータに悪性コードが進入した場合、すぐに積極的な防御を開始するというもの。Artemisで防御されているコンピュータで疑わしいファイルが検出された場合、Artemisはリアルタイムで同社のサーバに接続し、そのファイルが悪質なものかどうかを数秒で特定することができるとのこと。 これにより、従来の定期的なシグネチャアップデートによる防御に加えて、攻撃の発生時から迅速にコンピュータを守ることができ、また、シグネチャファイルがまだリリースされていない脅威にも対応できると、同社では説明している。同技術は、9月より個人向け製品を含む各製品に順次搭載される予定。 http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_08b.asp?pr=08/09/18-1