株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)は8月26日、携帯電話や自宅の電話にドコモになりすまし、振り込め詐欺や架空請求、ユーザの個人情報(住所・生年月日など)を聞き出すなどの迷惑行為に対する相談件数が最近増加していることを受け、注意を呼びかけている。ドコモでは料金の支払い等の連絡に自動ガイダンスで案内することや、指定口座への入金を依頼することはなく、またユーザに利用目的を開示せずに個人情報を聞き出すことはないとしている。 相談事例には、自宅の電話に着信があり、受話器を取ると「NTTドコモです。未納料金がありますので、ガイダンスに従って操作してください」というような自動ガイダンスが流れ、自動ガイダンスが指定する番号(9番)を押すとドコモ社員と称して、ユーザの個人情報(氏名、住所、生年月日など)を不正に聞き出すものや、未払いの料金を振り込ませようとするもの、返金するために個人情報を聞き出そうとするものなどがあるという。http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/080826_00_m.html