株式会社Kaspersky Labs Japanは8月1日、MySpaceを攻撃する「Networm.Win32.Koobface.a」とFacebookを攻撃する「Networm.Win32.Koobface.b」の2種類のワームを検知したと発表した。いずれも攻撃したPCをゾンビ化することで、ボットネット構築を意図するもの。現在のところ、これらのワームはMySpaceおよびFacebookのみで感染を広げているが、追加機能をダウンロードする機能も合わせ持っているため、SNS以外の被害も想定される。ワームに感染したPCがこれらのSNSを媒体としてリンクを拡散するために使用されるだけでなく、ボットネットを構成して他の目的で悪用される可能性も高く注意が必要としている。 http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578683