エクスネット株式会社は7月30日、情報漏えい事故の原因究明のためのログ解析サービス「L-CAS(Log Correlation Analysis Service)」の提供を10月1日より開始すると発表した。本サービスは、セキュリティインシデントの発生時、その原因究明の為にシステム・アプリケーション・入退室等その他さまざまなログを収集し、どのような原因で事故が起こったかを科学的に分析するサービスで、いわゆる鑑識的な役割を担うものとなる。 L-CASの手順は、インシデント状況の把握・システム状況・権限・アクセス履歴・業務の流れ・組織等を総合的に判断し、解析ツールだけでなく、さまざまな状況判断からログの絞り込みを行い、客観的な結果を提示するもの。従来の解析ツールだけでは原因が追求できなかったものを、ノウハウを持った第三者のチームが入ることにより、より迅速にかつ深い分析が可能となる。価格は簡易分析が500万円から、通常解析が10,000万円から。 http://www.exnet-japan.jp/l-cat.html