サイバートラスト株式会社は7月16日、無線LANにおける認証ソリューション「セキュア 無線LANアクセス認証」の提供を同日より開始すると発表した。同認証は、クライアントとサーバ間で電子証明書を使用して相互認証を行う「認証方式EAP-TLS」を採用しており、なりすましによる不正アクセスの防止が可能。無線LANアクセス時の認証においてID/パスワードなどの認証情報は詐取・類推の可能性があり、不正アクセスの防止策としては課題があるが、電子証明書を使用した認証は認証情報の盗難・漏洩の危険性が低く、パスワードのような定期的な変更による運用負担がない。証明書の発行は、証明書を発行する認証局をサイバートラストにアウトソーシングする「サイバートラスト マネージドPKI」により、新システムの構築が不要で、証明書配付時に格納端末を特定することで、ユーザ認証だけでなく端末認証も可能となる。http://www.cybertrust.ne.jp/info/2008/080716.html