RSAセキュリティ株式会社は7月3日、金融システム総合研究所とフィッシング対策サービス「RSA FraudAction」の販売代理店契約を締結し、同社が取り扱いを開始したことを発表した。RSA FraudActionは、24時間365日対応でインターネットを監視してフィッシングサイトを探し出し、短時間でサイトを閉鎖してネット犯罪の被害を予防する対策サービス。国内ではみずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、ジャパンネット銀行、JCBなど15を超える金融機関に導入されている。金融システム総合研究所では、金融情報システムの調査・研究やコンサルティングを長く手がけてきた経験から、フィッシング詐欺への対抗策は、短期間で導入でき、人的・システム的な負荷なしに運用を開始できるサービスが最適と考え、販売代理店契約を決定した。同社が、ベンダーのサービスを取り扱うのは今回が初めて。今後は、セミナーや研究会を通じ、会員企業はもちろん、広く金融業界全体に対して、フィッシングの脅威に対する啓蒙とRSA FraudActionを提案するとしている。http://japan.rsa.com/press_release.aspx?id=9462