JNSA(特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会)技術部会セキュアOS 普及促進ワーキンググループは6月20日、「2007年度 セキュアOSの導入に関する課題の試行結果報告書」を公開した。この報告書は、さまざまなタイプのセキュア基盤(OS)を利用したソリューションモデル考案、および当該技術の普及促進を図り、産業界のインフラにまで発展したインターネットを少しでも安全に利用できるよう社会貢献することを目的としたもの。報告書は、セキュアOSの導入を検討している者や、セキュアOS(特にTOMOYO Linux)に関心のある者を読者として想定しており、「セキュアOSを利用したソリューションモデルの検討」「TOMOYO Linuxの導入実験」「サーバの運用実験」「今後のセキュアOSの普及に向けた知見」といった内容がまとめられている。報告書はJNSAのWebサイトから無償でダウンロードできる。http://www.jnsa.org/result/2007/tech/secos/