トレンドマイクロ株式会社は6月20日、インターネットユーザーを対象に、最新の情報セキュリティを啓発するセキュリティキャンペーン「情報セキュリティ啓発キャンペーン」を開始した。本キャンペーンでは、企業の情報セキュリティ対策レベルを無料で診断するセキュリティ診断テストを展開する「Trend Micro Security Pro」と、情報セキュリティ能力と適性を総合的に検定するテストが行える個人向けの「SSS(Security Secret Service)プロジェクト」の2つのキャンペーンサイトをオープン。情報セキュリティ対策に関する様々なコンテンツの提供、セミナーへの協賛及び講演活動、広報・広告展開を同時に実施している。キャンペーン期間は7月31日まで。セキュリティ診断テストは、「組織」「ポリシー」「セキュリティルール」などのカテゴリーからなる、48の質問に回答することで、企業の「情報セキュリティ対策状況」をその場で診断するというもの。セキュリティ状況を4段階で評価し、問題点に対する具体的な対策案を提示してくれる。さらに、診断システムを利用者の中から抽選で20名を、同社のリージョナルトレンドラボ&スレットモニタリングセンターのメンバーが開催する、法人向けのセキュリティセミナーに無料で招待。また、最適なセキュリティソリューションの構築を案内するカスタマー・ブリーフィング・センターにも抽選で5法人(1社あたり5名まで)を招待する。もう一方の適正テストは、「インターネットセキュリティ問題」と「パーソナリティ問題」の2分野からなる簡易検定テスト。基礎編Level.1と上級編Level.2が用意されており、設問に回答していくことで、最新の脅威とその対策について学べるようになっている。ここで60点以上を取った合格者は、情報セキュリティのスペシャリストである「SSS」の称号が与えられるほか、豪華商品が当たる抽選に参加できる。Level.1では、「PLAYSTATION 3」をはじめとしたデジタルグッズなどを、Level.2では、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」がインストールされたノートPCをプレゼントする。また、7月17日に東京・目黒雅叙園で行われる日経BP主催の「中堅・中小企業のためのIT経営・IT活用セミナー」(参加費無料)に参加し、SaaSタイプのセキュリティサービスなどについて講演を行うことも発表されている。http://jp.trendmicro.com/jp/about/corp_campaign/index.html