株式会社TOKAIは6月6日、同社のインターネット接続サービスの顧客情報が、PC設定業務の委託先業者からファイル交換ソフトを通じてネットワーク上に流出したことが判明したと発表した。これは、PC設定業務の委託先業者の社員が訪問先情報を持ち帰り、ウイルスに感染した自宅PCのファイル交換ソフトを通じてネットワーク上に流出したことによるもの。 流出した委託先業者社員の業務ファイルには、同社の顧客情報45件が記録されており、「氏名」「住所」「業務情報(日付や設定区分)」の項目が含まれていた。なお、銀行口座番号やクレジットカード等の信用情報などは一切含まれておらず、また流出した顧客情報の不正使用などの事実は現時点では確認されていないとしている。http://tokai.jp/Wnews/200606release.pdf