慶應義塾大学は4月18日、同大学理工学部の研究室においてPC等の侵入窃盗があり、それに伴う個人情報の漏洩があったことが判明したと発表した。これは、昨年11月27日未明に矢上キャンパス23棟(研究室棟)および36棟(数理科学科棟)が侵入窃盗にあったことが判明し、直ちに警察に連絡するとともに学内調査を行ったが、個人情報の漏洩は確認されなかった。 しかし本年1月になり、侵入窃盗にあったPC25台のうち1台(本学所有物)に学生の個人情報が記録されている可能性があることが判明したため、危機管理本部による事情聴取を含めた調査と対策の検討を開始した。このPCには、延べ2,550名の氏名、学籍番号に加え、うち270名の情報には数学2科目の成績が、420名の情報には出身校名が含まれていたという。慶應義塾大学:パソコン盗難に伴う学生の個人情報漏洩について http://www.st.keio.ac.jp/news/n080418.html