大規模なWeb改竄事案への対応では、2008年1月28日以降、立て続けに複数の報告があり、さらに国内ISPを装ったフィッシングサイトに関する初めての報告があったことを受け、対象サイト管理者への調整を行うとともに、2008年2月7日「国内ブランドを装ったフィッシングサイトに関する注意喚起」を発行した。また、2008年3月には国内外の多数のWebサイトがSQLインジェクション攻撃により改竄される事案が発生しため、マルウェア配付サイトの管理者などに対する調整を行うとともに、3月14日にはシステム管理者や一般ユーザへの周知を目的とした「SQL インジェクションによる Web サイト改ざんに関する注意喚起」を発行している。