RSAセキュリティ株式会社は3月17日、学校法人SBI大学が4月に開講する通信教育制の専門職大学院「SBI大学院大学」が、教授及び学生の本人認証にワンタイム・パスワードの「RSA SecurID」を採用したと発表した。大学のリソースへのセキュアなアクセスと、学生の個人情報保護と通信教育受講時の本人認証の手段として利用するため、RSA SecurIDを教授及び学生全員に配布する。同大学院大学は、社会人を対象に、アジアや欧米における最先端の経営学の知見を取り入れ、実践的な学問を通信教育で提供する新タイプの大学院。同校では、講義をインターネット経由で提供するが、国の認可を受けた学校として公式に単位を認定するためには、授業を学生本人が受講しているという保証をするシステムが必要になるため、今回の導入を決定した。同校では、開講時のオリエンテーションにおいて学生本人を確認したうえでRSA SecurIDを貸与。RSA SecurIDを使ったセキュリティシステムを利用し、学生が受講時のログイン認証をパスすることで、その学生本人であることを証明する。http://japan.rsa.com/press_release.aspx?id=9261