株式会社Hoster-JPは2月14日、日本向けBPOサービスを提供する中国の大連信華信息技術有限公司(DXC)と提携し、コストを抑え情報漏洩の危険性を排除しながら、高い技術を要するビジネスプロセスを請け負う「セキュアBPO」サービスの提供を開始した。セキュアBPOは、作業データを自社またはデータセンターに保管し、外部にデータを持ち出すことなく、Hoster-JPとDXC社が共同で立ち上げた中国側のBPOセンターから、安全に業務処理を行う海外アウトソーシング・サービス。国際IP-VPNを経由したHoster-JPが提供するWebシステムを基本システムとして利用し、業務で使用する作業プログラムをモジュール化して作業端末(BPOセンター)側に送ることで、データの一元管理及び高度なセキュリティ管理を実現している。プログラムの実態はサーバ側で保持しているため、アップデートなどの管理も容易。また、同様にデータ処理もサーバ側で実施され、作業端末側には作業結果のベクター情報のみが送付されるため、端末からの情報漏洩を最小限に抑えることができる。同社では、秘匿性の高いリリース前のカタログなどのDTPデータ処理、医療などの個人情報の登録作業、難易度の高いCADトレースや3次元モデリング作業などでの利用を想定している。http://www.hoster.jp/press-release/press_bpo/