フォーティネットジャパン株式会社は2月7日、2008年1月度のウイルス対処状況レポートを発表した。FortiGateセキュリティアプライアンスが2008年1月に発見した「脅威トップ10」をみると、「バレンタインデーキャンペーン」と称した「Small.FQS(別名Storm)」が、たった1日で今月のトップ10の3位となり、先月トップ10入りした「Bdsearch」および「TCent」はチャート外になるなど、新たな脅威が登場した月となった。また、トロイの木馬である「Pushu.BYC」および「Pushdo.DGH」が大量の「e カード」を送信してきたことも特徴だ。ユーザが添付ファイルを実行してしまうと、「Pushdo」は感染ルーチンを開始し、システムリソースを食い荒らしてしまうというものだ。ユーザは、第三者から送られてきたリンクをたどる前に、これから訪問しようとしているサイトのロケーションを注意深く調べるべきであるとしている。http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2008/pr020708.html