フィッシング対策協議会は2月6日、2007年10月〜12月のフィッシングに関する動向や同協議会の活動をまとめた「フィッシング対策協議会4半期レポート(2007年10月−2007年12月)」を公開した。 レポートによると、海外でのフィッシングに関する報告件数は、10月期で31,650件となっており、9月期の38,514件に引き続き3万件を超える状況が続いている。国内では、フィッシング情報の届出件数が4か月連続で増加し、2007年12月度は26件を記録。過去1年の平均を大きく上回った。また、11月から12月に渡ってYahoo!JAPANをかたるメールに関する報告が多数寄せられたことや、日本の大学や地方自治体のサーバに英語のフィッシングサイトが設置された事象、有名企業の商標を悪用したキャッシング詐欺の発生を紹介しており、十分な警戒を呼びかけている。 http://www.antiphishing.jp/news/000058.html