株式会社野村総合研究所(NRI)は12月12日、組み込み系ソフトウェア開発企業向けに、オープンソースソフトウェアのセキュリティ強化サービスを同日より提供開始したと発表した。本サービスは、ApacheやTomcatなどがインストールされているWebサーバ、CVSやSubversionなどが入ったバージョン管理ツールなどを対象とするもの。価格は1システムあたり300万円から。NRIはオープンソース・サポートサービス「OpenStandia」を用いて、アクセスコントロール、データのバックアップ、システム監視などの統合的な管理サービスを行う。また、オプションとして仮想化技術を用いたサーバ統合も行う。これにより顧客企業は、すでに使っているオープンソースの文書やプログラム管理ツールをそのまま活用しながら、オープンソース活用のメリットである低コストを維持しつつ一層のセキュリティ強化と社内の一元的なセキュリティ管理を実現できる。