マカフィー、サイバーセキュリティに関する年次研究報告書を発表 | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

マカフィー、サイバーセキュリティに関する年次研究報告書を発表

マカフィー株式会社は12月6日、サイバーセキュリティに関する年次研究報告書「McAfee Virtual Criminology Report Vol.3」の日本語版を発表した。報告書によると、「政府および関係諸機関は、インターネットを使って、サイバー諜報活動、サイバー攻撃を相互に行っている

製品・サービス・業界動向 業界動向
マカフィー株式会社は12月6日、サイバーセキュリティに関する年次研究報告書「McAfee Virtual Criminology Report Vol.3」の日本語版を発表した。報告書によると、「政府および関係諸機関は、インターネットを使って、サイバー諜報活動、サイバー攻撃を相互に行っている」「電力、航空管制、金融市場、政府システムなど、重要な国家インフラのネットワークシステムがターゲット」「現在、120 ヶ国がインターネットを使って ウェブ諜報活動を行っている」「サイバー攻撃の多くは中国から発信され、しかも中国政府はサイバー諜報活動を行っていることを公言している」「サイバー攻撃は進化し、政府のサイバー防御を巧みにすり抜けるように工夫されている」「攻撃は、初期の愉快犯から、豊富な資金力と組織力に裏付けられた政治、軍事、経済、技術スパイ活動に移行している」と結論している。

また、個人データ、オンラインサービスへのますます進化する脅威として、マルウェアの複雑化やVoIPソフトウェアに対する「ヴィッシング」や「フリーキング」、銀行に対する継続的なサイバー攻撃により、オンライン バンキング サービスの信頼が大きく損なわれ、電子商取引にブレーキがかかることなどを懸念している。このほか報告書では、複雑に進化するサイバー犯罪ツール市場についても言及している。

マカフィー、新しい研究報告を発表 サイバー諜報活動が国家安全保障に対する脅威として拡大
http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_07b.asp?pr=07/12/06-1
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×