株式会社セキュアヴェイルは11月26日、8月にアイ・エックス・アイより譲り受けたセキュリティ関連事業を事業化し、「データステア(DataStare)」の名称で提供を開始すると発表した。取引先や企業グループ間などで手軽に利用できるASPサービスをはじめ、OEM提供、個別インテグレーションの3形態で提供する。同製品は、外部に提供する機密情報に対して、管理者が指定した条件でデータの消去や利用制限をかけることができる情報漏洩防止ソリューション。日常よく使用するWordやExcel、pdf、さらにプログラムや動画のファイルまで、ファイルひとつひとつにセキュリティをかけて受け渡しを行い、利用後はそのファイルを指定された日時などで完全に自動消滅させるというもの。導入・使用には既存のサーバやネットワークの変更は不要で、ファイル提供先が送られてきた書類(DSTファイル)とともにDataStare クライアントをインストールするだけで利用可能。コピー&ペースト、画面キャプチャ、編集、別名保存、印刷(PDF化)を禁止指定できるほか、消去に関しても、日時指定に加え、取り込み後の経過時間や閲覧時間による削除が実施可能。http://ir.eol.co.jp/EIR/3042?task=download&download_category=tanshin&id=511112&a=b.pdf