マカフィー株式会社は11月6日、セキュリティツールを統合管理するソフトウェアの最新版「McAfee ePolicy Orchestrator 4.0」(ePO 4.0)を発表し、11月12日より提供を開始した。ePOは、管理者が決定するウイルス対策ポリシーに従って、ネットワーク全体に存在する同社製品を統合・管理し、ひとつの対策ソリューションとして機能させる管理ツール。各クライアントPCに専用エージェントをインストールしてデータを収集し、各セキュリティツールのバージョンアップ状況やパターン・ファイルの更新状況などを監視する。最新版4.0は、ユーザーインターフェースが刷新され、カスタマイズ可能なダッシュボード画面により、企業全体のセキュリティ状態がスピーディに確認できるようになっている。また、管理者毎のアクセス権設定が可能となり、複数の管理者で作業を分担しているような場合でも、管理者毎に必要な情報だけを表示させることができる。この他にも、Active Directoryとの同期、自動レポート作成機能などが追加され、大幅に機能が向上している。価格はノード数によるが、1,001〜2,000ノードの場合でパーぺチュアルライセンス1,500円/ノード、サブスクリプション780円/ノードなど。http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_07b.asp?pr=07/11/06-2