キヤノンシステムソリューションズ株式会社は10月29日、ウイルス・スパイウェア対策ソフト「NOD32アンチウイルス」のマルウェア検出機能を強化した上位ラインアップ「ESET Smart Security」の販売を11月8日より開始すると発表した。「ESET Smart Security」は、「アドバンスドヒューリスティック機能」を用いて、新種のマルウェアを防御するとともに、シグネチャ(ウイルス定義データベース)と遺伝子技術(プログラムコードのパターン解析)を用いて、既知のマルウェアの新種の亜種を防御する。2007年に入ってから猛威を奮っている「Win32/Obfuscated」に代表されるマルウェアは、悪意ある機能を隠蔽するために様々なコード難読化手法を用いており検出が困難になってきているが、上記のような手法を用いることで、このような悪意ある振る舞いを行うマルウェアを効率よく検出するという。 http://www.canon-sol.co.jp/topics/20071029ess.html